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INDIGO BLUE

by カナエナカ(shojiro.nkym)

週末に自分のお気に入りを「藍」に染めてみる体験へ飛び込んだ記録。

"お気に入り"を"もっとお気に入り"に

私は自分のお気に入りはわりと使い倒し、ボロボロになるまで使い込んでしまうタイプなんですが、愛を注ぎすぎてみすぼらしくなったものもなかなか捨てられなかったりする貧乏性。(最近は思い切りよく捨てられるようになったので、だいぶ部屋がすっきり)
ただ、白い物なんかは、フレッシュでクリーンな白さを失った感じになるのもあっという間で、それをずっと使い続けるのもどうかしら、と思うこともある。
気に入っているがゆえのくたびれっぷりに、泣く泣く手放さなくてはいけなかったようなこと、気に入ってはいたけれど、使い込みすぎて少し飽きちゃった経験、ありませんか?
そんなちょっとくたびれて、少し飽きも見え始めたものを「色を染め直してみる」ことでまた生まれ変わったかのような新しい印象を得て、より愛着が生まれたりもするものです。

デニムの「三備地区」

突然ですが、岡山県といえば「デニム」の生産地として有名なのはご存知でしょうか?
実は、私の出身地は岡山県。子供の頃からなぜかデニムは大好きで、何の気なしに毎日履いていたんですが、大学時代までいた地なので、その産地ゆえになんとなくその存在は気になってはいたものの、なかなか踏み込んでこれなかったデニムの世界。
特にデニム・ジーンズに関しては「三備地区」と言われる、備前の「児島(こじま)」、備中の「井原(いばら)」、備後の「福山(ふくやま)」に工場・企業が数多く集まっているそうです。(これを書くために調べるまで児島地区しか知らなかった…恥)

そんな日本のデニムの重要な地「岡山」に縁があって活動を始めたという、素敵な人達が主宰するブランドのワークショップイベントが週末の東京であるというのを見つけ、友人を誘って参加してきました。
内容は「インディゴ染料」での藍染めで、思っていた以上にワクワクし、結果的に藍の色にしっかりと染まったお気に入りのエプロンがもっと大好きになってしまった、不思議な体験だったので、ちょこっと記録を兼ねてご紹介します。

兄弟2人の「EVERY DENIM」

元々、SNSで見つけたブログを読んでいたのがきっかけで、このワークショップを主催している人たちに興味があって、いつか実際にデニムを見に行ってみたいなーと思いつつ、ぼんやりしていたら偶然にも東京でワークショップをするとの告知を発見。

この日も試着ができましたよ♪ストレッチがかなりしっかりきくモデルや硬めでタイトなものも。
この日も試着ができましたよ♪ストレッチがかなりしっかりきくモデルや硬めでタイトなものも。

「EVERY DENIM」は実の兄弟2人が一緒にやっているデニムブランドの名前。すでに3モデルをこの世に送り出していて、どうやらファンも多いみたい。日本各地でワークショップや試着販売会を行って回っている、仲の良い掛け合いが楽しい兄弟。ちょっとマリオブラザーズっぽいなと思ったのはここだけの話。(勝手なこと言ってゴメンなさい…笑)

「工場のことをもっと多くの人に知ってもらいたい。そうすれば、素晴らしい技術を後世に繋いでいけるはず。」
EVERY DENIM About:http://store.everydenim.com/about

元々「好き」で踏み込んだデニムの世界の寂しい現状を目の当たりにし、もっとより良くしていきたいという彼らの思い入れと、彼らなりの生産者やその地域への愛を詰め込んで生まれたデニムブランド。
デニムの世界にのめり込んでいった彼らは、これから先、どんな変化を遂げていくんだろうかと勝手に楽しみにしています。

早速染めてみる。

当日は「麻、綿」などの染まりやすいものを持参してください、ということでみんな各々、着古したけどまだもうちょっと着ていたいという愛着のある一着から、汚れてしまって捨てるか悩んでいたものを持ってきていたり。
私はというと、お気に入りのリネン(麻)のエプロンを、デニムっぽい色にしたらかっこいいなぁと思っただけで持ってきてしまったのですが、これが思いの外、化けてくれたのでした。

こんな真っ白なコンバースのスニーカーを持参した人も!
こんな真っ白なコンバースのスニーカーを持参した人も!
インディゴの染料にドボン。
インディゴの染料にドボン。
え、全然染まっていないのでは?!と思ったくらいで「水ですすいで下さい〜」との事。まだ緑っぽいよ…(不安)
え、全然染まっていないのでは?!と思ったくらいで「水ですすいで下さい〜」との事。まだ緑っぽいよ…(不安)
白っぽいカーゴパンツを染めている人も〜
白っぽいカーゴパンツを染めている人も〜
一緒に来てくれた友人はベージュのブラウスを。
一緒に来てくれた友人はベージュのブラウスを。

染める工程は本当にあっという間におしまい。
そもそも私は青い色が大好きなんですが、インディゴの染料の鮮やかな青、改めて好きな色だなぁと。
そうこうしているうちに、参加者が次々に染め終えて行き、こんな感じになりました。

私の染め上がったインディゴ色のエプロンは、翌朝改めて眺めてみると、なぜだかすでに物すごく「かわいいな」とちょっとウキウキしてしまって、いろいろ使いたいなぁとワクワクが止まらない。
自分でひと手間加えると、なんだか急に愛おしくなるから不思議。
すっかり楽しんでしまいましたが、とても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました♪
今度は瀬戸内の工場や生産地へ赴いてみたいなと思っています。

■「EVERY DENIM」の公式サイト

追伸:たまに私が生活で出会った個人的に気に入ったものを紹介してみたります。


カナエナカ(shojiro.nkym)
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