前略、いっておいでよ

「醸す」が気になる二人の旅 (朝ごはん編)

by shojiro.nkym

「醸す」が気になる二人は旅に出た。

8:24 a.m. 東京駅出発。

私は出会ってからこの日で会うのは3回目の友人と2回目の旅に出た。

上越新幹線に乗って、今日のスケジュールと行き先を簡単に説明。
実は、今回は新潟市内が目的地だったのだけれど、行きすがらどうしても寄ってみたいお店があり、新幹線を燕三条で降りようという提案はあっさりOKしてくれた。

おトクな切符があるので、前日に切符を買いに行くと、スキーシーズンのせいなのか、指定席は満席だったため座れるのか不安だったけれど、少し早くホームへ上がって自由席車両に並んだところ、東京駅は上越新幹線の始発でもあり、あっさり2階席の窓際に座れた。その後景色を眺め、最近腹が立った話をしたりしていると燕三条まではあっという間だった。

三条市は金物の街、マンホールには勿論ペンチやレンチなどの鋳物の絵が描かれている、かわいい。

「三条スパイス研究所」

10:39 a.m. 弥彦線「北三条駅」

東京から二時間弱、燕三条駅から在来線の弥彦線で一駅の北三条駅で下車。

駅から出るといわゆる地方の街によく見る人通りがあまりなくて寂れた雰囲気の駅前、冬の空気と相まって寒々しい。
しかし、目を奥の方にやると圧倒的にスタイリッシュでまだ新しさが滲み出ている建物が行く手に見えた。

「あれだ、」とすぐわかる。

2016年の3月に出来た「三条スパイス研究所」建物がスタイリッシュで新しい。
面白い造り。光が沢山入るような設計になっていて軒先が明かるいし、店内も自然な明かりで清々しい気分だった。

事前にインターネットで写真はみていたけれど、木の風合いが全面的に温かみを伝えてくれる不思議な形をしている。
古ぼけたコンクリートの建物ばかりの周辺の中、圧倒的に異質な温かみがあった。

朝ごはんとしてこのカレーを食べるべく、朝ごはんを食べずにコーヒーだけで我慢してここまでやって来たので、お腹は準備万端な空っぽ具合。
さっそくスパイスたっぷりのカレーを食べなくちゃ、と店の脇でやっていた朝市を見ることすらすっ飛ばして店内へ。あー、お腹すいた!

地域のおじいちゃんおばあちゃんも来る場所

こういう店ってオシャレな雰囲気が逆にアダとなって、地域のおじいちゃんおばあちゃんみたいな人たちは「うちらの行くような雰囲気じゃないし」と結構足が遠のいたりしがち。
でも、店内へは続々と近くから友達と来た風な年配のおばさんとか、ひとりでカレーを食べてのんびりコーヒーを飲んでるおばあちゃんもいる様子。
おなじような高齢者の多い街出身の私としては、オシャレなお店が地域の人にとって敷居が高くなってしまっているのをみて来ているので、建物の異質さとは裏腹に地域に溶け込んでる雰囲気があって勝手に嬉しい気持ちになる。

他の場所でも感じたのだけど、新潟は温かみのある照明使いのお店が多かった気がする。流行りなのかもしれないけれど、曇りの多い日本海気候がそうさせるのかな。と考えてみたり。

フレッシュターメリックのカレー

ビリヤニセット 1,500円(税別)

ビリヤニというのはスパイスの炊き込みご飯のようなものらしい。
そこに4種から選べるカレーの中から、この日限定10食だったフレッシュターメリックのカレーをセットに選んだ。
飲み物は、黒胡椒を煮出した「ブラックペッパー・ティ」
このブラックペッパー・ティがかなり黒胡椒の味で、うん、なるほど、スパイシー…笑 ちょっと刺激の強めな味わい、新感覚でした。。。
カレーも辛味が効いていて刺激的な風味が鼻を抜けるように匂い立ちます。
スパイシー具合は抜群で、「スパイス摂取してる!」と思うとなぜかものすごく身体にいい事をしてる気分になってきた二人。
美味しい美味しい、楽しいねえ、ここ素敵だねえ、とニヤニヤしながらあっという間に食べ終えた。

美味しい食事のあとの幸福感たるや、その余韻は日々に取り入れられる幸福に満たされるための最高のスパイス。

窓の外には、私の庭、と言わんばかりの軽快な足取りの三毛猫が横切っていった。

12:00 p.m. 三条スパイス研究所出発

次の目的地に行くには本数の少ない約10分後弥彦線を逃さずに乗らなくてはいけないので、「いい朝ごはんができた〜」とお店を後にしました。
美味しかったし、居心地の良い空間。また行きたいお店。
ごちそうさまでした。
「三条スパイス研究所」へいっておいでよ

*shop data*
三条スパイス研究所
新潟県三条市元町11番63号
0256-47-0086

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【スピンオフひとりごと:週末のおトクな話】

なぜこのエリアだけなのかはわからないけれど、長野、郡山、新潟の一帯は土日限定の週末パスがある。
今回はそのパスを買ったので、エリア内の電車移動できっぷを度々買わずに楽々乗車。
おすすめの切符でした。
前日までしか発売しないので前もって買っておきましょう!
(注意:2017年1月現在の情報です)

出典:「JR東日本 おトクなきっぷ」