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「醸す」が気になる二人の旅(寄り道編)

by カナエナカ(shojiro.nkym)

私は出会ってからこの日で会うのは3回目の友人と2回目の旅に出ていた。

お互い三十路ということもあり、自分の人生の御利益は自分でしっかりと願いたいお年頃でもある。
三条市からほど近いところにはパワースポットがあるらしい。

彌彦神社

12:45 p.m. 弥彦駅到着

三条スパイス研究所を出発し、同じ駅から乗ったイケメンお兄さんがどこで降りるかで盛り上がりつつ、次の目的地で一緒に降りたら声かけよう(ナンパしようw)と相談しつつ30分ほどであっという間に着いた弥彦駅。
残念ながらお兄さんは燕三条駅で降りて行った…

お弥彦さんのお膝元弥彦駅は、柱が朱塗りになっている可愛い駅で参拝気分を盛り上げてくれる。

神社を彷彿とさせる素敵な駅舎。

新潟最大のパワースポットらしいよーと言って連れて行く私に「パワースポットって根拠ないらしいよ〜ホ◯マでっかTVで言ってた〜♪」と某先生のものまねまでしてくれながらついて来てくれる友人は優しい。いいやつだなぁとおもう。

マンホールから読取る名物考察、桜と弥彦山(ロープウェイ)と競輪場。

15分ほど歩く道すがら、温泉まんじゅう屋が立ち並ぶ。軒先から湯気が立ちのぼり「別腹でしょう?」という誘惑を断ち切って進んでゆくと行く手に見えるは「彌彦神社」の入り口、鳥居の色も黒っぽくてかっこいい。

薄曇りの空で暗めな参道が灯篭の灯りでちょっと幻想的。

ここで私は今年2回めのおみくじを引き、小吉。
おみくじってなんであんなにあると引きたくなるんだろうね、不思議。

弥彦山

13:30 p.m. 弥彦山を目指す

彌彦神社の参拝を終えて、近いからという理由がほとんどで裏手に鎮座する山「弥彦山」へも登ることにした。
この後散々な目に合うことも知らずにロープウェイに意気揚々乗り込む私は全くドンマイとしか言いようがない。

2機のみのロープウェイは「やまひこ」「うみひこ」という名前がついている。
まさかここまで田園地帯とは!教科書でみた気がする風景だねー!と興奮する二人

日本の食卓を支える米どころに感謝しかないありがたい景色。

山頂駅到着!

弥彦山はスカイツリーと標高が一緒だそう。634m、高尾山も同じくらいかな?

余談だけれど、この山へ登る価値は、いかにスカイツリーがすごいかと思い知ることにある気がしている。東京の平野を見てるだけだとあまり凄さが感じられなかったんだけれど、あの細っいタワーのてっぺんってこんな高いの?!ってなること間違いなし。

展望台と食堂。ここで終われなかった二人はこの後…笑

「この先700mに御本尊が祀ってある場所があるらしい!700m近いじゃん、行こう?」
的なノリでご本尊を目指してしまった。
今だから言えるのは、「近いじゃん?」って事はないので軽い気持ちで目指すのはやめろ、とあの時の自分に伝えたいくらい辛い道のりで、筋肉痛の脚がはちきれるかと思うくらいパンパンになる程の恐怖のルートだと知らずに…

実は地図も近そうに書いてあるのでいけるかも的なノリになってしまうのだけれど、すれ違う人の服装が明らかに「トレッキング」仕様。
みんな杖とか持ってる…
というのもひたすら階段を上って上って上って下りて100段はあったんじゃないの?ってくらい上り下り激しめの700m、起伏は地図から読み取れなかったよ…

冬場の石段が危なくて、雪が隅に残りつつ腐った落ち葉や溶けた雪でぬかるんでいて何度か滑りかけて冷やっとした

宿泊の荷物を手に、フツーにスニーカーとブーツ、杖なんてもちろん持っていない軽装な私達が上って上って上って下りて上って死ぬ思いで辿り着いたご本尊はこちら。

ご本尊の割にちょっと寂しいけど、つらい道も諦めなかった二人にどうぞ御利益お願いします…

しかし、最後の最後にご褒美は待っている。

冬場は天候の悪い日本海側、ずーっと曇っていたけれど、辿り着いた頃にちょうど雲間から光がさして美しい。
今年一年頑張ろう、とこっそり拝んで電車に間に合わせるため、転倒に気をつけつつ慎重に下山しロープウェイに乗ってまた15分歩いて駅まで。

穀倉地帯を走り抜ける

15:15 p.m. 弥彦線「弥彦駅」を出発

途中で「吉田駅」で越後線に乗り換えて、約1時間ほど、日の沈む夕景に染まった穀倉地帯が広がる車窓をただただ眺め、新潟駅に向けて電車に揺られる。

お腹を空かせた私達は、宿へと急ぐ。寒さと空腹と数時間前の死にものぐるいな山登りにぐったりだった二人。この後は待ちに待った待望の宿へ。

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カナエナカ(shojiro.nkym)
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