前略、いっておいでよ

いざ、冬の広島

by shojiro.nkym

この日本という国には、中国地方へ足を踏み入れたことのない人が多すぎる。

いざ、広島。

広島市内ど真ん中。街には縦横無尽に路面電車が走っている。

東日本エリア出身者の多くは「九州や関西エリアへは行ったことがあるけど西日本の真ん中あたりにある中四国へ行ったことがない」と。ならばこれだけは言わせて欲しい。

「いいから、早くいっておいでよ、」

広島は見所が多くて、美味しいものも多いし、中国地方初心者にはオススメの県。今から4月くらいまでは牡蠣だっておいしいし。朝から晩までぐるっとぐるっと廻れる場所をこのエントリーに詰め込んでみました。大人の広島旅はきっと楽しい。
まだ中国地方へ行ったことのない人へ、行って欲しいから書くシリーズ第一弾。まずはビギナーもマスターもみんな満足度高めで楽しめる広島から。
いざ、冬の広島へ。

パン屋自慢のモーニング

旅は朝一番から楽しいのがいいですよね。短い旅の間にたくさんご当地のおいしいものを楽しみたいから、やっぱり朝ごはんからスタートでしょう。無類の旅先朝ごはん好きの私としましては、ご当地朝ごはんが食べれないなんて旅の楽しみが3分の1すっぽり抜け落ちるようなもの。

さて、市街地で楽しむなら日本中に展開していて多くの人が食べたことがあるはず、「リトルマーメイド」「アンデルセン」の名前で知られるパン屋の発祥の地はここ広島。

この日はマフィンとエッグベーコンのセットを。

まずは広島アンデルセンで朝ごはん。
今(2017年現在)は、元々の本店の改修工事のため仮店舗に移転中です。朝から広島贔屓でどうでしょう。

こちら仮店舗の入り口。アンデルセンの人魚のマーク。

ローカルの鉄板手土産ゲットは午前中に

もみじまんじゅう。
美味しいよ。美味しいけど、みんなもらったことあるお土産ランキング上位なのでは?と思うのです。
少し大人になって、ちょっとばかしいいカッコしたくなると「気の利いたお土産欲しい」ってなりますよね。わかります、私はなるタイプの人間でした、ええかっこしいなのです。
もちろん、ここ最近おしゃれで気の利いたお土産がたくさん出揃っているのが広島の良いところでもあるのですが、市街地に行ったなら、とりあえずこれでどうでしょうか。

広島の地元の人に愛されるローカル手土産の鉄板「長崎堂のバターケーキ」

以前テレビで紹介されたのもあって、午後に行けば売り切れていて閉店なんてこともしょっちゅうだったそう。ネットで事前情報収拾の際、「並ぶ!」って書いてあったのにビビって、開店9時にお店へ行ってみたところ、ひっきりなしにお客さんが出入りしている様子。平日のせいか、長蛇の列ってのはなかったのでさっくり入って、さっくりバターケーキ(小)を一つ買ってみました。
商品はバターケーキオンリーながら、一人で2、3つかって帰る姿もちらほら。

味はキメの細かいカステラのような甘さと風味をしっかりまとったスポンジケーキ。
軽い口当たりでついつい手が伸びます。食べすぎ注意です。

広島ど真ん中のお店なのになんで長崎なんだろう…とか思った私です。長崎さんのお店なのかしら。

新名所「おりづるタワー」

2016年の9月にオープンしたばかりの広島の新名所「おりづるタワー」
3つの意味で足を運ぶことをお勧めしたいと思います。

①広島を眼下に収める気持ちの良い木造りの屋上テラス

最上階、13階の展望室。風がそのまま通り抜ける壁やガラスがない吹き抜けのデザインが斬新で話題になりました。無機質になりがちなタワーも、床と柱はヒノキ、天井はスギでできていて木の温かみが伝わってきます。

②今まで見ることのなかった角度から眺める「原爆ドーム」

広島へ行くなら、日本に生まれたのなら、いや、地球上に人間として生まれたのなら、一度は間近で見て欲しい世界遺産「原爆ドーム」
私は毎回この場所に立って、一瞬で奪われた日常を想うと泣きそうになる。

その痛々しい姿は、今までは地上から見上げる形でしか見たことがなかったけれど、今回おりづるタワーからは鳥の視点で上空から見下ろすことができました。
見下ろすなんて不謹慎!と思う方もいるかもしれないのですが、不謹慎も何もありません、史実であり人間の生み出した負の遺産という事実のみ、その姿形を様々な角度から見て深く考えることができればいいのではないでしょうか。改めて私は胸の奥を摘まれるような苦しさを覚えつつ、世界が平和であってほしいと思った次第。

③おしゃれ!かわいい!気が利いてる!が所狭しなお土産ショップ

おりづるタワーを降りて1階に構えるお土産ショップ。
観光客狙いでしょ、駅とか空港とかで買えるもの置いてるんじゃ…サクッと眺めてさっさと退店しよ〜となめてかかってふらっと立ち寄った数秒後。

「あ、これ駅とかで見かけたことない…ちょ、おしゃれなもの多い!!」

特に気に入ったのはこのふりかけ。入れ物の筒がレトロポップで可愛い。広島は有名なふりかけメーカーさんがあるふりかけの街でもあるのでした。

小分け保存のきくものも多く、デザインが秀逸な品揃えでうっかり色々と買ってしまい、散財散財。。。

世界遺産から世界遺産へ

実は意外と知られていない、原爆ドームから宮島までの「船」のルート。
電車や車で宮島口まで行ったことがある人は多いはず。私も宮島へは過去に何度か行っていますが、路面電車や車と、陸路でのアクセスしかしたことがありませんでした。

今まで見落としていた船でのアプローチは、陸路に比べると時間も料金もかかってしまいますが、乗り換えもなく、遊覧船からのんびり町並みを眺めつつ過ごしていれば、いつの間にか着いているという、なんとも楽チンなルート。

神々しさに目を奪われる、冬の宮島

広島市街地から至近のもう一つの世界遺産「宮島の厳島神社」
夏の朱塗りの鳥居が浮かぶ青い瀬戸内海の風景も素敵ですが、冬の靄がかかった中にぼんやり浮かぶ姿が最高に神々しくて、厳島神社、冬もいいじゃん。って感動しきり。
本当に美しい場所、鹿もたくさん歩いております。是非一度。

名物あなごめしはお弁当の包み紙が素敵

宮島へ行くならば、名物の穴子めしもお忘れなく! (写真は宮島口の名店「うえの」の穴子めし。テイクアウト用のお弁当の包装紙がレトロでかわいいので、要チェックです!)

駅ナカもお忘れなく!

昨年、地元球団広島カープが優勝で大盛り上がりだった広島。
広島といえばカープ、カープといえば垢ヘル(ヘルメット)。
広島らしさ溢れるご当地パンは駅ナカのパン屋さんにあります。

これこれ!「赤ヘルりんごパン 200円(税込)」

もしかしたら他の場所にも売ってるのかもしれないんですが、新幹線を降りて南口に出るために通る在来線通路にあるので私はここしか知らないってだけなんですけどね。

とにかく旅の食欲は甘やかしましょうか、

こんな感じで、行くべきところ多いと思いませんか?
まだご紹介できてないビールスタンドやら居酒屋やらあるけれど、さておき、いっておいでよ。広島。

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夏の広島は瀬戸内の海が美しい。こちらの過去エントリーで夏の広島もどうぞ。