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夏の鎌倉(hotel編)

by カナエナカ(shojiro.nkym)

今年の夏季休暇はちょっと遅め。のんびり鎌倉へのひとり旅。

今回の旅は泊まりたかった宿ありきで行き先を決めました。

hotel aiaoi

今年の始めに開業された時の記事をどこかのサイトで見かけて、ずっと泊まりに行きたかった念願の宿泊。

さりげなく小さな花がそっと飾られています。
さりげなく小さな花がそっと飾られています。

江ノ電、長谷駅から海側へ歩いてすぐ。
ホテルがあるのは、海がすぐそこ、というビルの3階。
入り口へと向かう階段の途中から、木張りで壁が藍色に。
早速のお洒落で素敵な雰囲気に興奮してきました。この日は千日紅がお出迎え。

HPやウェブの記事で見た通りのセンスの良いスッキリした内装に早速テンションが上がります。

到着すると、チェックインの手続きをダイニングで。

手作りアイスとお茶でお出迎え。ホッと一息。
手作りアイスとお茶でお出迎え。ホッと一息。

手続きを終えたあとは、早速この宿での過ごし方を説明してもらいながら宿泊するお部屋へ案内してもらいます。

部屋には名前が付いていました。泊まったお部屋は「kumo」
部屋には名前が付いていました。泊まったお部屋は「kumo」

部屋数はわずか6つ。
メゾネットやツインタイプなど色々な部屋があるようです。
(ちなみに、シャワーとトイレは共同でした。)
また、部屋の中には、多くの人が生活で常用しているものが幾つかありません。

まず「テレビ」がありません。

特に見たいわけでもないのに何となくつけて見てしまうテレビ。
映像や音が流れていると、テレビに拘束されて、ただ漫然と時間を過ごしてしまいますが、せっかく足を運んだ旅行先で、テレビを見てしまうことほど勿体無いことはないはず。いっそ、部屋にないとついついいつもの習慣で見てしまう、という習慣とおさらばできます。

テレビがない部屋での時間は、積ん読を持参して読書をしたり、考え事をしたり、いい意味で「ヒマ潰し」に真剣に取り組めます。私は気持ちの良いベッドで本を読んでいたらいつの間にかお昼寝してしまった。思い出しただけでも最高。

時間を持て余してしまっても、廊下にはオーナーご夫妻のオススメの本も置いてあります。その他にも時間を楽しむ道具を貸し出してくれます。
時間を持て余してしまっても、廊下にはオーナーご夫妻のオススメの本も置いてあります。その他にも時間を楽しむ道具を貸し出してくれます。
こだわりのリネンのパジャマ。ワンピースタイプ。部屋着にしたい。
こだわりのリネンのパジャマ。ワンピースタイプ。部屋着にしたい。

次に「時計」がありませんでした。
つい、日常では時間に追われ、今が何時で、何をする時間なのか?と、時間に行動を支配されがち。aiaoiの部屋には時計がない。時計がないと、自分の気分のままに過ごすことができます。

最後に「カーテン」がありません。
カーテンがないと部屋と外を遮断するものがないと言う事だから、陽が上がると共に部屋が明るくなり、陽が落ちると暗くなる。時計がない代わりに、自然が時間を教えてくれます。

今回宿泊してみて、自分の毎日がいかに多くの外的な要因に強制され、自然に抗って生活しているかに気づかされました。
とにもかくにも、すっきりとして、センスの良さが光る心地の良い空間で、ただぼんやりとゆったりと過ごす、最高の贅沢。

そして何より、噂に聞いていて楽しみにしていたオーナーの奥様の作る「朝ごはん」

端正で優しい味の和食。朝から胃も心も満たされる。
端正で優しい味の和食。朝から胃も心も満たされる。

地元の漁師さんから手に入れた魚介と、奥様のご実家の野菜が彩りよく品よく並ぶ食卓。どれも一つ一つ美味しい朝食でした。
食卓に添えてある食材のエピソードも面白く、この日のおかずになったタコの話には驚かされました。伊勢海老を食べて育つんだそうです!

チェックアウトの時間はお昼頃なので、時間はたっぷりあります。
近くの海岸へお散歩もオススメです。

旅先ではよく、日の出の時間に散歩を。海辺での朝日は心が洗われます。
旅先ではよく、日の出の時間に散歩を。海辺での朝日は心が洗われます。

今流行っている言葉で言うと、「暮らすように泊まる」「暮らすように旅する」なのかもしれませんが、自分が毎日暮らしている生活で当たり前としているものが無い、異なる環境での時間は、自分の生活や価値観を見つめ直す良いきっかけになりました。hotel aiaoiさんで最高に心地よい時間が過ごせました。ありがとうございました。



カナエナカ(shojiro.nkym)
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