前略、いっておいでよ

心のとろける瞬間

by カナエナカ(shojiro.nkym)

出会った瞬間胸の奥をぎゅっと鷲掴みにされた気がした景色だった。
忘れられない恋の思い出のように、この景色も日常でふと思い出してしまう。
日々東京の中で、生活し、仕事し、すり減り、摩擦で毛羽立ってしまっていた心を一瞬で溶かしてしまう美しい景色。

沖縄

ただ青い海青い空が美しいというわけではなくて、その時々に見せる色とりどりの風景と、私にとっては非日常で、その街の人にとっての日常の景色との出会い。刺激的であり、穏やかであり、暖かであり、情熱溢れる沖縄は、数えられるくらいしか行ったことは無いけれど、行くたびに新しい発見があって、帰る頃には「ああ、来れてよかった。」と、また行きたくなる場所。

今回は、今でもたまに写真を眺めては一人うっとりしてしまう、美しい夕景を。

伊江島を望む

美ら海水族館の海が見える公園から、伊江島を望む。
私はこの時、翌日から与論島に行くため、名護の辺りに泊まることにしていた。特に本部港が近いということで、美ら海水族館近くのホテルに宿泊をしたので、時間もあるし、なんとなく、話題のスポットへは行っとくか。くらいの気持ちで訪れた美ら海水族館。

私お得意のぶらぶら散歩タイムを満喫していると日が沈み始めたので、カメラを向けつつ陽が落ちて暗くなるまで、ただただぼーっと眺める。
この時の夕景の写真は数十枚撮っていたけれど、だんだんと空の色も海の色も今まで見たことないほどに色にあふれた世界に移り変わっていき、感動を通り越して泣きそうになっていた。

一人で行く沖縄なんて寂しくてやだなぁ、と直前にあまり行きたくなくなっていた私だったけれど、この景色を見てしまったから、私は数日前の弱気な自分に「行ってよかったじゃん」と言えた。
行ってよかった、行ったから出会えた。

二度と見れないかもしれない色なのかもしれないけれど、それでも魔法にかけられた景色がまたきっとそこにあると思うから、沖縄へまた行きたい。
そんな感じで沖縄旅をちょっと思い出しながら、忘れてしまわないうちに記録してみました。

翌朝も良く晴れて、朝焼けのピンクに染まった雲と青い海と伊江島。

行っておいで、沖縄。

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