前略、いっておいでよ

夏の鎌倉(ひとり飲み編)

by カナエナカ(shojiro.nkym)

夏休み、鎌倉へひとり旅。「ひとり飲み編」の写真が少ないのは食べるのに夢中だったからということでご愛嬌…笑

旅の醍醐味と言えば

旅に出るとついつい自分に甘くなってしまう分野といえば「食」
せっかく来たのだから、と張り切ってしまうのは「全部旅のせい」にして、特に夜は張り切って街へ繰り出してしまう。旅は景色やアクティビティが良いだけでも十分に良い思い出になるけれど、忘れられない美味しいお店に出会うことができたなら、最高に素晴らしい旅になることは間違いない。

一人でも居心地の良い店

ひとりであっても、その土地の味覚や地酒が味わえるお店に出会うために街へ繰り出すようにしている。もしかしたら「また行きたい!」と思うような素晴らしいお店に出会えるかもしれない。

ただ、女ひとりでお酒の飲める店に入るのは、何度も旅先のひとり飲みに挑んでいる私でも正直毎回緊張で、席についてお店の人や相席の人との会話をするまではソワソワ。

しかし、旅の恥はかき捨てとはよく言ったもので、「旅行で来たんですけど、ここがいいと宿の人に聞いて」とか「この街の味覚がどうしても食べたいと思って調べてきました!」なんて勇気をだして話しかけてみると相席の人やお店の人が優しく相手をしてくれたりする。会話が始められると緊張は一気に解けて楽しく美味しい時間が始まるのだ。
うまくコミュニケーションが始まるようにアシストしてくれる優しい店主のお店だととてもありがたいし、嬉しい。

鎌倉だけど山形が美味しかった

鎌倉(散歩編)でも書いたけれど、鎌倉は朝型の街。商店が並ぶ比較的大きな通りは夜になるとほとんどのお店が閉まっていて、結構暗い。そんな中にも、ポツポツと明かりの灯る店があるのだけれど、そのお店には明かりに集まる夏の虫のように、地元の呑み好きさんたちが集まって楽しそうに飲んでいる姿。
どのお店も気になってしょうがないが、ネットを使った事前調査で見つけた日本酒とお蕎麦のお店にした。決め手は「最近できた雰囲気のいいお店」ということと、ホステル併設のお店だということ。

Hostel Yuigahama + Soba bar

お店を選んだ理由は単純だった。ネット検索を駆使して調べたホテル周辺のお酒の飲めるお店で、最近のオシャレな雰囲気がありつつも、日本酒とお蕎麦という渋いメニューが楽しめるということ。もう一つの理由は「ホステル」に併設しているということ。
ホステル併設はひとり酒の安心材料、ホステルに宿泊する人が利用している可能性が高く、同じく旅に来ている人がお客さんに多いということ。これは地元のお店に飛び込んでアウェイな感じになりにくい重要なポイント。そして、ホステルは外国人や若い人の利用が多いので、お店の人もコミュニケーションに慣れているはず、と自分の保身に走った面もある。

ただ、ここのお店はそんなこと気にしなくてもよかった。店主さんが山形出身の人、優しいお兄さんでホッとした。いつも入るまでドキドキな、旅先の一人飲み。とりあえずゆっくり過ごせそう。

美味しいご飯と日本酒

やっぱり食べたくなるのは、その店ならではの味。山形の味を出してくれるお店ということで、まずはサクッと「だし」のかかった冷奴。昼間の暑さから解放された夜の涼しい時間とはいえ、やっぱりまだまださっぱりしたものが食べたい。ねばねばときゅうりの歯ごたえのある食感が結構好きだ。
そしてお酒は好きなものの詳しくはないのでお店の人と相談しながら。結局お店の人のオススメに決めた。まずは秋限定の「山形正宗」の冷やおろし。
「山形へ行ったことがある」という話題でカウンター相席の地元の人との会話も生まれ、そうこうしているうちにお酒もすすみ、食もすすむ。次は大好物鯵の南蛮。そしてちょっとしっかりした温かいものも食べたい。ということで、何を食べたらいいかなぁ?とお店の人に相談してみると「今日のメニューには載せていないけど」と牛肉と大根の煮込みを出してくれるという。これまた日本酒の進む甘辛いけど出汁の優しい味が染み込んだ柔らかな牛肉。これまた最高に好きだ。

続いて「一献山廃」の2種類目の日本酒を飲んだ。どちらも美味しかった。

山形の蕎麦は硬くて鶏が乗っていた

最後やはっぱり、蕎麦屋さんということなので、名物の山形そばをいただくことに。
硬くて平たい麺にこれまた身がしまった硬めの鶏肉を乗せた冷たいそば。初めて食べる味。しっかり目の味のつゆは甘め。締めのそばとして最高に美味しかった。

お店に入るまでは一人で不安だったのに、気がつけばラストオーダまで居てしまった。「ひとりでも居心地の良いお店」、また行きたいお店になりました。ごちそうさまでした。

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